CROSS TALK椿スタッフ 座談会

「椿」介護士
波多野 光一
Hatano Koichi
 

 

「椿」介護士
大神田 雄太
Okanda Yuta
 

 

「椿」ケアマネージャー
佐々木 玲子
Sasaki Reiko
 

 

「椿」ケアマネージャー
小野里 学
Onosato Manabu
 

 

インタビュー開始前から会話と笑顔が絶えないですが、日頃からスタッフのみなさんは仲が良い?

小野里

そうですね、

大神田さんともよくプライベートで遊びに行きますもんね?

佐々木

どこへ?(笑)いつの間に?(笑)

年齢もキャリアもバラバラなのに仲が良いですよね。みなさん、どのようなキッカケで椿で働くようになったのでしょう?

佐々木

私は15年くらい介護の仕事をしていて、介護福祉士の資格を取ってから10年以上が経ちました。

そんな時に、これからどんなキャリアを進んでいくのか?を考えてケアマネージャーの資格を取りました。

ケアマネージャーとして職場を探していた時に、椿に出会ったのがキッカケですね。

もともと全然違う仕事をしていたんですが、自分の手につく仕事を長く続けたいと思って介護を志したのが最初でしたね。

波多野

私は前職が相撲取りだったんですが、介護施設や保育園などを慰問したりして携わる機会が多かったんです。それに加えて一番大きかったのが、おばあちゃん子だったことですね。おちゃらけて喜んでもらうことも、怒られることも全部が楽しくて。一人っ子だったのでおばあちゃんが兄姉代わりというか、その感じが大好きだったんですよね。思春期になっても、若い子と話すより高齢者と話す方が楽しかったりして、それが介護を志すキッカケだったと感じています。引退してから柔道整復師をやっていたのですが、当時の知識を活かしながら働くことができるので、スキルアップを目指して椿に入りました。

大神田

私も異業種からの転職で、もともとは10年以上販売職をやっていました。

実は、20代中盤くらいに一度介護職へ転職することを考えていて。ただ、その時はある程度経験がないと難しいというので諦めました。

それでも30代になって「10代・20代にやれなかったことをやり直したい」「やりたいことをやらないとあっという間に年をとる」と思って、20代の時になりたかった介護の仕事を目指し始めました。

接客をずっとやってきたコミュニケーションスキルを活かせること、もともと高齢者の方が好きということ、何より自分が生まれ育った相原という街に貢献できることが、自分が求めているものに合致するなと考えています。夢の一つとして介護の仕事があったので、今まさに仕事を通じて新しいチャレンジをしていて日々すごく充実しています。

小野里

僕は新卒で飲食業界に就職しまして、すごく好きな会社だったし楽しく働いていました。そんな中で、大学時代の友人がすごく楽しそうに仕事をしていて、話を聞いてみると老人ホームに転職をしたと。「介護、すごく面白いよ」という話を数年間くらいちょこちょこと聞いていて、それで段々興味が湧いてきて転職を決断しました。転職するにあたってヘルパー2級は持っていた方が良いということで、飲食業の合間に勉強をして資格を取りました。飲食業は夜勤があったので、夜は店舗で働いて昼に専門学校に通うという生活をしばらくやっていました。そんな中で当時の講師から介護福祉士の資格を勧められて、専門学校へさらに2年間通って介護福祉士の資格も取りました。高齢者施設といっても様々ありますが、先生のアドバイスなどを聞くと特別養護老人ホーム(以下、特養)が色んな経験ができるということで、地元の特養で働き始めました。

では、実際に介護の仕事に就かれてみて、どんなところにやりがいを感じていますか?

大神田

まだ転職して半年なので、仕事の全部が今は楽しいですね。利用者様にも職員にも恵まれていて、自分が担当するフロアの利用者様に会いたくて出勤してきているんですよね。仕事をしに来ることが、人生の楽しみになっていると感じていますし、利用者様に会うことがやりがいです。日々の業務は緊張しないですが、今日のこのインタビューは緊張しています(笑)

一同

一同:(笑)

大神田

だからもう、早く現場に戻って利用者様に会いたいです(笑)

佐々木

こんな風に言ってくれる人が職場にいるのは嬉しいですよね。

波多野

あとは、利用者様からの「ありがとう」の言葉はやりがいですよね。

一同:無言で頷く

波多野

本当の家族ではないんですが、家族のように接したいと思いますし、部屋でお一人でいらっしゃる時に声をかけると「気にしてくれてありがとうね」と言ってもらえたりすると嬉しいです。

利用者様みんなに笑顔になっていただけると良いなと思って日々働いています。

逆に、仕事をしていて辛いことはありますか?

小野里

これはどの職場、どの仕事でもそうかもしれませんが人間関係ですね。

特養はチームで動くことが多いので他部署との関わりも多いですし、うちは施設の規模も大きいので関わる人数も多いこともあって、日常のコミュニケーションにおいてもちょっとした言い方でも気をつけるようにしています。

それでも人間同志なのでどうしても怒ったり落ち込んだりすることはありますから、そんな時は誰かの性格を変えるのではなく、周りの環境を変えることでストレスを減らして、一人ひとりはもちろん全員が働きやすい環境をどう作るかというのに日々取り組んでいます。

佐々木

でも風通しが良い職場だから、積極的にコミュニケーションをとって人間関係を構築していくというのはやりやすいんじゃないかな?

会話もしやすいですし、困った時や迷った時に相談がしやすい職場だなと思っていて。ちゃんと聞いて受け止めてくれる、という安心感を私はすごく感じています。これまでの職場でも「何かあったら相談してね」というのは言ってくれていたし、実際にそうでした。

ただ、うちはそれより一歩踏み込んでくれるというか、こちらからは何も言ってないのに「最近表情が暗いけど何かあった?」と周りから声をかけてくれたりするんですよね。バタバタしていたら「大丈夫?何か手伝おうか?」と声をかけてくれたり。

そういった環境にいると「気軽に相談していいんだな、一人じゃないんだな」という気持ちにしてくれますね。

波多野

私は力士だったこともあって、周りは仲間でありライバルだったんですよね。

一方、介護施設はチームプレーなんです。

一人では施設運営や利用者様の身の回りのことはできないですし、だからこそ団結力は大切だと思います。

だからこそ自然と周りの職人のことを気遣いますし、足りないことはフォローしあいますし、声かけも増えているのではないでしょうか。

うちの職員はみんな色々な個性があるけど、繕わずに自然体で働いていて、お互いフォローしあうことでうまく回っていると感じます。

大神田

利用者様と職員のコミュニケーションも多いですよね。私は前職が販売職だったので、毎日働いていてもお会いするお客様は基本的に初対面なんですよね。

一方で、この仕事では毎日同じ人にお会いするのですごく濃密なコミュニケーションが取れると感じいています。だからこそ、利用者様の情報が何か入ってきた時に、それを消化するスピードも、対応するスピードも全然違います。

情報を蔑ろにすることもないし、誰かやってくれるだろうという感覚がなくなりました。

介護の仕事ではこれが普通なのかもしれないですが、前の仕事とは大きく違うなと感じていますね。

小野里

やっぱり椿でもそうだし、介護職全般に言えることだけど大神田さんのように「誰かのために何かしたい」と思える人は介護の仕事に向いているのかもしれないね。

法人理念にもある「みんなのために」にピンときた方はぜひ応募してきて欲しいです。

技術やスキルはやっていると自然とついて来ると思いますが、その仕事に乗ってくる気持ちだけは持っていないとどうしようもないですからね。ですので、うちは未経験でも異業種からの転職もウェルカムです。現に、今日ここにいる4人もみんな未経験からのスタートでしたから。

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